ビットコインに興味があるんだけど。いまさら、どうなのか人に聞きにくいだよね。
そうだよね・・・。興味はあるけど不安もあるよね。
- ビットコインって結局なに?
- ビットコインて安全なの?詐欺じゃない?
- ビットコインてどうやって始めるの?
- 注意点はなに?
今回は上記のような『ビットコイン初心者』さんに向けた記事となっています。
私がビットコインに興味を持ったのは2018年頃です。いわゆる、『出川組』と呼ばれる頃です。
単純に新しい事でとても期待と不安がありました。その時のように、これから始められる方の不安を少しでも解消できればと思います。
そもそもビットコインとはなに?
まず、ビットコイン(BTC)=暗号資産(仮想通貨)ではありません。
ビットコインは世界で最初のブロックチェーンを基盤としたデジタル通貨です。その大きな特徴は、法定通貨で言うところの中央銀行といった管理者が存在しないことです。
ビットコインの他にも暗号資産はたくさん存在します。イーサリアム(ETH)、テザー(USDT)、リップル(XRP)など・・・。つまり暗号資産という大きな括りの中の一つに過ぎません。
デジタルの通貨なら電子マネーとかと同じようなもの?
たしかに似てるけど、別物だよ。
ビットコイン | 電子マネー |
---|---|
価格が変動する 世界中いつでもどこでも送金できる 中央集権がない | 通貨通貨ではない 価格が変動しない 送金できない 企業などが発行する |
ビットコインの特徴は
- 少額から取引できる
- 発行枚数に上限がある
- 手数料も比較的安い
- インターネット上に分散保存される取引台帳
- 海外への送金・決済が簡単
- 中央集権がない
- ネットを通じて24時間365日取引可能
- 金融機関を介さずに送金・決済が可能
ビットコインは安全?
ビットコイン(BTC)の安全面の技術の一つとして、ブロックチェーン技術が挙げられます。
ビットコインは、誕生から現在までのすべての取引台帳がネット上で保管され。
なおかつ取引台帳は、世界中のシステム参加者によって分散保管されています。そのため、ブロックチェーン上のデータを改ざんするためには世界中の端末のデータを書き換える必要があり、事実上不可能といわれています。
取引の正当性という点で、安全性は高いと言えます。
その一方、完全自己責任管理ということもあり。送金ミスやウォレットの秘密鍵の漏洩によるハッキング等のリスクもあります。
また、ビットコインに限らず暗号資産関連の詐欺は非常に多いので情報の真偽の選別はとても大切です。
ビットコインはどうやって始めるの?(所有するの?)
実際にビットコインを始めるにはどうしたらいいの?
ビットコインを始める(所有する)には国内の暗号資産取引所の口座開設をする必要があるよ。
それじゃぁ、解説するね。
ビットコインの始め方
- 暗号資産取引をおこなうのに必要な環境などを整える
- 暗号資産取引所に口座を開設する
- 暗号資産取引所の口座に資金(日本円)を入金する
暗号資産取引をおこなうのに必要な環境などを整える
暗号資産を始めるにはインターネットに繋がった環境で暗号資産取引所が提供する取引ツールを介して暗号資産を取引する必要がある。そのため、インターネットに接続できる環境と、取引ツールを使用するためのパソコンやスマートフォンなどの端末が必須だ。
また、暗号資産取引所の口座へ資金を入金したり、暗号資産取引所の口座から資金を出金するために必要な、銀行などの金融機関の口座も用意しておく必要がある。
暗号資産取引所に口座を開設する
次に暗号資産取引所の口座を開設しよう。
ほとんどの取引所が、無料で口座の開設を申し込むことができ、開設した口座のを維持するためのコストもかからない。取引所の口座を複数持っていても、特にコストが発生することはないので、気になる取引所があれば、気軽に口座開設してもいいかもしれない。
暗号資産取引所の口座を複数持つことにメリットもあるからです。
暗号資産取引所の口座に資金(日本円)を入金する
口座が使えるようになったら、ビットコイン取引を始めるために日本円を入金しましょう。
取引所の口座へ資金を入金する方法は3つあります。
- 銀行のATMから入金
- ネットバンキング(クイック入金・ペイジー)の利用
- コンビニでの入金
入金が口座に反映されたら、実際に取引をしてビットコインを購入できるよ。
注意点は?
ビットコインを含む、暗号資産を始める際にはいくつか注意することがあります。
必ず注意点を意識して始めてください。
- 価格の変動が激しい
- セキュリティ対策
- 暗号資産取引所として登録された業者で取引する
- 情報の選別
- 税金に注意する
価格の変動が激しい
ビットコインに限らず暗号資産全般に言えることですが、価格が変動が非常に激しいです。
ビットコインは今のところ長期でみると、大幅な右肩上がりですが、ビットコインは過去には70%近く下落したこともあります。
ビットコインに投資をするのであれば、株や投資信託でも同じで長期目線で見ていく必要があります。
また、生活資金を切り崩してまですると大きな損失が出てしまう可能性もあります。
必ず、余剰資金で少額から始めてください。
セキュリティ対策
毎年、ハッキングによる資産の流出被害は起こっています。
仮想通貨取引所自体がハッキングされるような攻撃は利用者側では対策できませんが、個人単位でのハッキングに関しては自分で対策することができます。
個人ができるハッキング対策は必ずしておきましょう。
- 使い回しのパスワードは使わない
- 必ず二段階認証を行う
- 公共のWi-Fiで取引しない
また、海外取引所の場合、なにか被害にあった場合の解決が困難になってしまいます。
そのため初心者のうちは海外取引所ではなく、国内の取引所の利用がおすすめです。
暗号資産取引所として登録された業者で取引する
ビットコインを始める際は、取引所が金融庁に登録された業者なのかを確認してから取引するようにしましょう。
中には金融商品取引法に基づく登録を受けていない海外所在業者が、インターネットに日本語ホームページを開設していたり、無登録業者で取引することで、出金に応じてもらえないという事もあります。
日本で登録を受けずに金融商品取引業を行うことは違法です。取引を行う前に取引の相手が登録を受けているか確認をして、無登録の海外所在業者との取引は行わないように注意してください。
情報の選別
ビットコインを含む暗号資産に関する詐欺は非常に多いです。
有名人を騙った詐欺やビットコイン投資の詐欺、不正な取引プラットフォームや存在しない暗号資産プロジェクトを騙った詐欺などたくさんあります。
信頼している人から紹介されたから大丈夫!ではなく、必ず自分で情報を精査したうえで自己責任でやっていく必要があります。
税金に注意する
もし、暗号資産取引などで利益が出た場合は利益に応じて税金が発生します。
何も考えずに出た利益を使いこんでしまうとあとで大変な目に遭ってしまいます。
実際に過去に暗号資産の税金が払えず、破産などの話もあります。納税はしっかりしましょう。
暗号資産は利益が20万円を超える場合には確定申告が必要になります。
まとめ
ビットコイン、ちょっと興味あるけど…と思っているなら体験して学んでいきましょう。
そのためにもまずはきちんと理解して、少額から始めることが大切です。
今からでも遅くないので、ぜひビットコインに触れてみてください。
それでは!
コメント