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暗号資産を保管するにはどんなウォレットがいいかなぁ?
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そうだね、今回はおすすめのウォレットの一つのトラストウォレットについて解説するね。
トラストウォレットとは?
トラストウォレットは大手暗号資産取引所Binanceの公式ウェブウォレットです。
リリース当初はイーサリアム系のトークンの取り扱いに特化していたが、現在ではビットコインをはじめ、イーサリアムチェーン以外の仮想通貨も管理できるようになっています。
また、2022年11月にはPCブラウザ版がリリースされ、スマホとPCのどちらからも利用できるようになりました。
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トラストウォレットの特徴は?
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トラストウォレットでできることは?
トラストウォレットで主にできることは以下の6つです。
- 暗号資産・NFTの送受信
- 暗号資産・NFTの保管
- 暗号資産の購入
- スワップ
- ステーキング
- DAppsとの接続
また、トラストウォレットは100種類以上の対応チェーン・数百万種類以上の対応通貨があります。
対応のOSはスマホやタブレットのiOS、Android、PC用WebブラウザならGoogle Chrome、Brave、Microsoft Edge等などがあります。
トラストウォレットのメリット
トラストウォレットのメリットとしては以下のとおりです。
- ビットコインも対応のマルチウォレット
- 匿名性が高く、原則としてだれでも利用できる
- ステーキングが可能
ビットコインも対応のマルチウォレット
代表的な暗号資産であるBTCやETHをはじめ、BNB、XRPなどさまざまな暗号資産を保管可能です。トラストウォレットで、基本的にほとんどの資産をまとめて管理できます。
匿名性が高く、原則としてだれでも利用できる
暗号資産取引所を利用する際は、基本的に信用情報(個人情報)を提示する必要があり、さらに日本国内の暗号資産取引所の場合は、成人でかつ、日本国内に居住していなければ口座を開設できません。
しかし、トラストウォレットはダウンロードして、パスワードを設定するだけで利用が可能です。
ステーキングが可能
ステーキングとは暗号資産の資産運用方法の1つである。
対象の仮想通貨をただ保有または、ロック状態にし、ブロックチェーンのエコシステム(経済圏)維持に貢献することで、その見返りとなる報酬を得ることができる。
通常、暗号資産のステーキングをする際は取引所で行ったり、ステーキングを提供するブロックチェーン公式サイトなどにウォレットを接続して行う必要があるがトラストウォレットはウォレット内で完結できる。
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トラストウォレットのデメリット
デメリットは以下のとおりです。
- セキュリティ面で万全ではない
- Webブラウザ版の機能がアプリと比べ悪い
セキュリティ面で万全ではない
トラストウォレットは、ネット上に暗号資産を保管する「ホットウォレット」とよばれるものです。
しかし、オフラインで管理するコールドウォレットに比べると、セキュリティ性が低く、ハッキング(盗難)のリスクが高いと言えます。
利用する際は、ハッキングのリスクがあることを理解しておきましょう。
また、パスワードや秘密鍵を他人に知られるとメタマスク内の資産を盗まれる可能性が高いため、絶対に誰にも知られないように管理しましょう。
「秘密鍵」の保管については、厳重に取り扱ってください。
Webブラウザ版の機能がアプリと比べ悪い
Webブラウザ版では対応しているブロックチェーンが限られていたり、ステーキングができないなどの制限がある。
対応するブロックチェーンや各種機能は順次、追加される予定となっているようだが、現段階では利便性の面で、アプリ版に大きく劣っている
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メタマスク(MetaMask)との比較
知名度が高いメタマスクとの大きな違いの一つとして、メタマスクはイーサリアム系とEVMチェーン系のトークンのためのウォレットで、現時点ではビットコインなどの銘柄には対応していません。
メタマスクはセキュリティやカスタマイズ性に重点を置いており、自由度の高いのに対してトラストウォレットは直感的な操作が可能です。メタマスクは日本語対応をしていないので日本人には少し面倒な点ではあります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はウェブウォレットのトラストウォレットについて解説させていただきました。
メリット
- ビットコインも対応のマルチウォレット
- 匿名性が高く、原則としてだれでも利用できる
- ステーキングが可能
デメリット
- セキュリティ面で万全ではない
- Webブラウザ版の機能がアプリと比べ悪い
メリット・デメリットを理解したうえで、利用してください。
それでは!
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