『作例付き』Midjourneyで画像生成プロンプトのコツを解説

ユーマ

Midjourneyをうまく使いこなせないなぁ・・・コツが知りたい。

サラマン

それじゃぁ、プロンプトのコツを教えるね。

目次

Midjourneyのプロンプト

「Discord」を介してチャット形式で画像を生成できるAI画像生成ツール【Midjourney】

どのAI画像生成ツールでも大まかなやり方や考え方は同じですが、コツを理解することでより自分のイメージに近い画像生成をできるようになるかもしれません。

「Midjourney」には「Stable Diffusion」のようなモデルLoraのような機能はありません。

そのため、プロンプトにはシンプルで具体的にする必要があります。

プロンプトのコツ [5選]

  • プロンプトで具体的な指示をする
  • ネガティブプロンプトの使い方
  • 画像のサイズを調節する
  • 効果的な言い回しをする
  • ( –s 値)「Stylize値」を調節する

プロンプトで具体的な指示をする

生成したい画像のイメージを細かく伝えることが大切です。色、形、その他の正確な詳細を伝えることにより、イメージに近い画像が作成されます。

なおかつ、シンプルで短い文章で伝える必要があります。

長文で尚且つ解釈がしにくい曖昧な指示を出してしまうと、自分が作りたい画像からは大きく離れた画像が生成されてしまいます。

具体的には、以下の点に注意してプロンプトを作ってみてください。

  • <主題>    男、女、キャラクター、動物など
  • <場所>    外水中、海、森林、公園、月、宇宙など
  • <テイスト>  アニメ風、写真、イラスト、絵画、ヴィンテージ、アート、浮世絵など
  • <雰囲気>   温かい、明るい、 暗い、 ネオン、 など
  • <色>    カラフル, 白黒、青、赤など
  • <構図>   全身、バストアップ、ポートレート、クローズアップ、など
  • <照明>   夜、自然光、スポットライト、ネオン、夕日など
  • <画質>, <パラメータ>

ネガティブプロンプトの使い方

ネガティブプロンプトとは文末に「– no」と除外したいワードを組み合わせて入れることで、描きたくないものを指定するプロンプトです。

ネガティブプロンプトは主に「画像に入れたくないものを指定する」のと「おかしな表現・アウトな表現を食い止める」場合に使います。

Midjourneyでネガティブプロンプトを使用する方法

  • プロンプトの末尾に「–no 〇〇」を入れるだけです

画像のサイズを調節する

Midjourneyで生成した画像は、基本正方形の1024px x 1024となります。プロンプトにパラメーターを付与することで、画角などをある程度、操作することが可能です。

デフォルトのアスペクトで利用する場合は、特に[–ar]で比率を指定する必要がありません。

  • プロンプトの最後にアスペクト比の比率を指定します。–ar <指定の比率>
  • 比率は整数でのみ指定可能です
  • 比率は<横幅>:<縦幅> の値で指定します。

下は用途別の比率になるので参考までに

用途縦横比
ブログ–ar 16:9
インスタ–ar 9:16
TikTok–ar 9:16
You Tube–ar 16:9
アイコン–ar 1:1
画像生成される縦横比(アスペクト比)を指定するパラメータ

効果的な言い回しをする

例えば大きい竜を描きたいときに “big” ではなく言い換えをして 「immense」「gigantic」「enormous」 などより大きな表現に言い回しを工夫してみてください。

数に関しては、具体的な数字を入れるといいです。例えば、犬ならば「dog」では生成される数が曖昧なので「five dogs」など数を明確にするとイメージに沿った画像が生成されやすいです。

( –s 値)「Stylize値」を調節する

『Midjourney』には「Stylize( –s 値)」というパラメーターがあります。 

「 –s 値」とはモデルのもっている”美しさ”の値です。0から1000の 値を調節することができます。値が高いほどより芸術性も高まりますが反面プロンプトとの関連が弱くなり、低い値ではプロンプトは反映されやすいですが芸術性が低くなります。

プロンプトにパラーメーター(–s 値)として任意の値を入力することでできます。

おすすめのプロンプトスタイル

プロンプトのスタイルは画像の見た目を大きく変えます。

いろいろ自分好みのプロンプトを探してみてください。

スタイルプロンプト
リアリティのあるrealism
水彩画風watercolor painting
ゴシック風gothic
ポップアート風pop art
抽象画風abstract
浮世絵風ukiyo-e art
落書き風graffiti
アニメポートレート風anime portrait
キュビズム風cubism
油絵風oil painting
チョーク画風chalk drawing
鉛筆画風pencil sketch
ヴィンテージ風vintage photograph
サイバーパンク風cyberpunk
ペーパーアート風paper art
ロココ調rococo
タイポグラフィックアート風typography art
オプアート風op art
かわいい系kawaii
ステンドグラス風stained glass window
レトロ風polaroid photograph
ブラックライト風blacklight
多重露光double exposure
長時間露光long exposure
等角投影図isometric art
パッチワーク コラージュpatchwork collage
ミニマリズムminimalism
海外コミック風cartoon

リアリティのある:realism

水彩画風:watercolor painting

ゴシック風:gothic

ポップアート風:pop art

抽象画風:abstract

浮世絵風:ukiyo-e art

落書き風:graffiti

アニメポートレート風:anime portrait

キュビズム風:cubism

油絵風:oil painting

チョーク画風:chalk drawing

鉛筆画風:pencil sketch

ヴィンテージ風:vintage photograph

サイバーパンク風:cyberpunk

ペーパーアート風:paper art

ロココ調:rococo

タイポグラフィックアート風:typography art

オプアート風:op art

かわいい系:kawaii

ステンドグラス風:stained glass window

レトロ風:polaroid photograph

ブラックライト風:blacklight

多重露光:double exposure

長時間露光:long exposure

等角投影図:isometric art

パッチワーク コラージュ:patchwork collage

ミニマリズム:minimalism

海外コミック風:cartoon

構図・アングルのプロンプト

構図やアングルを意識することで、よりイメージに近い画像生成が可能になってきます。

構図・アングルプロンプト
クローズアップclose up
全身full body standing
ワイドショットwide shot
魚眼レンズfisheye lens
上からfrom above
下からfrom below
後ろからback view

クローズアップ

全身

ワイドショット

魚眼レンズ

上から

下から

後ろから

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はプロンプトのコツ5選とおすすめのプロンプトスタイルや構図について紹介させていただきました。

プロンプトはとても奥が深く、たくさんの方法があります。いろいろと試して、コツを掴んでください。

プロンプトのコツ5選

  • プロンプトで具体的な指示をする
  • ネガティブプロンプトの使い方
  • 画像のサイズを調節する
  • 効果的な言い回しをする
  • ( –s 値)「Stylize値」を調節する

ただし画家や実際の作品等を引用する場合は自己責任で行ってください。

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この記事を書いた人

このブログでは、AI×〇〇をメインに発信していきます。これからAI×〇〇を始める初心者の方の助けに少しでもなれると嬉しいです!

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